
家づくりは、図面からではなく、人と人との対話から始まります。私たちはまず、お客様の顔を見て、お話を聞くことを大切にしています。どんな暮らしがしたいのか、どんな時間を過ごしたいのか。その一つひとつの言葉の中に、家づくりの“答え”が隠れているからです。
木の家には、木ならではの癖や呼吸があります。同じ木は二つとなく、使う場所や向き、日当たりによって表情を変えます。白嶽工舎では、その木の個性を読みながら、最適な施工や空間デザインを提案しています。手刻みの技を生かし、木がいちばん自然に馴染む形を見つけていくこと。それが私たちの仕事です。


そして、家が完成したあとからが、本当のお付き合いの始まりだと考えています。木は生きている素材です。時間とともにひずみや反りが出ることもありますが、それも木の呼吸の一部。私たちは“つくって終わり”ではなく、“共に育てていく”という気持ちで、長く住まいを見守り、手を入れ続けていきます。
白嶽工舎が目指すのは、木と人が、ともに歳を重ね、味わいを深めていく家。
手の跡が残るあたたかさを、これからも一棟ずつ、丁寧に刻んでいきます。

